この記事は、以前やっていた「空を見上げて」
という別ブログに公開していたものです。
※現在は非公開です。
思い入れの深い記事なので
今回はこちらのブログへと
本文そのまま、転載することにしました。
2019年5月16日に書かれたものになります。
かなり重めな内容ですが…※要注意
よろしければ読んでみてください。
こんにちは、ゆうこです☆
我が家では12歳になる愛犬
ポメラニアンの〔ポン〕を飼っています
正確には1階の親世帯が親権?の持ち主
幼い時から病気がちの愛犬
〔ポン〕と一緒に暮らしてきました
私も同じ病気持ち仲間としてポンを見たとき
『すごいねぇ。人間じゃ無理だよ…』
何回もそう思う事がありました
今回は愛犬を通して見えた
〈病に対する心の持ちよう〉
について書いていきますね
ポンを飼い始めてしばらくたった頃
出掛けた公園で痙攣を起こし
慌てて病院に連れていきました
そこで痙攣の原因はてんかん発作だと判明
そこから病院とは縁の切れない生活で
発作を起こさないよう
薬でコントロールしながらの生活でした
しかしいくら薬を飲んでいても
抑えきれない発作が起きます
その時はただ早く収まってくれるよう
“祈ること”
私たち家族が出来ることは
それしかありません…
そして、てんかん発作にプラスして
心臓が肥大し呼吸が苦しくなる
病状が出始めました
どんな症状かと言うと
今までの元気な様子から急変し
心拍が突然
まるで早鐘を打ったように鼓動し
そばにいる私達にも聞こえる程の
『ドッドッド』という大きな音を立て
心臓が脈打ちます
本人はもちろんすごい苦しさなので
「はぁはぁ」と口を開け助けてほしいと
家族にしがみついてきます
しばらく見守っていると
激しかった心拍音も収まってきて
私達もひと安心
それまで元気に散歩にも行き
ドックフードもペロリと食べているのに
いつも唐突にこんな状態に…
加えて早朝に”せき”が止まらなくなり
喘息のようなゼェゼェとした
苦しそうな呼吸がしばらく続きます
突然起こる、てんかん&心臓の発作
それと早朝に起きる苦しい呼吸
これが私なら
いつ発作におそわれるのか
生活していても気が気じゃありません
心の中で今この瞬間にも
発作が起こるかもしれないと
外出するにも躊躇すると思います
それに朝方に頻発する苦しい呼吸の事を考え
夜には頭が一杯でしょう
でも愛犬ポンは苦しい時間が去れば
何事もなかったように
普段通りに過ごしています
そこに
『いつ苦しい呼吸や発作が起こるのか』
という未来への不安もなく
『なぜ自分だけが苦しい目にあうのか』
という嘆きもありません
もちろん”犬”ですから
脳の構造上そのような考えを
持たないのは分かってはいますが…
それでもあれほど苦しそうな状態が
度々あるのです
苦しい時以外のポンの穏やかな日常を見て
私の病気に対する心の持ちようを
反省させられるのです
私は長い間とくに顔のアトピーに
悩まされ続けてきました
目立つ場所のため人目が気になります
1年の中でも春に悪化のピークがあり
数年前まで5月GW頃には
顔が真っ赤になっていました
なので毎年4月の始めくらいから
『もうすぐ悪化する。もうすぐ…』
と心で呟き続けている始末
通っている鍼灸院の先生から
「それって立派な自己暗示だから。
悪化するように自分で仕向けている。」
と指摘されてハッとしました
思考には力があると思います
起こってほしくない事を考え続ければ
いつしか現実に…
愛犬のポンほど達観できるか分かりませんが
私も悪い考えは出来る限りやめ
良いイメージを持つよう訓練中です!
話をポンの病状に戻しますが
大量の薬の副作用からか肝臓が急に悪化し
突然、何度も嘔吐し始めました
吐く内容物が未消化の食べ物から
緑色の液体へと変わります
病院の診断結果は肝炎でした
血液検査結果の数値が以上に高く
「1週間もたないかもしれません 」
との宣告
注射や点滴の治療も受けましたが
これ以上やれる事は無いとのこと
お腹の皮膚は黄疸で黄色になり
おしっこも真っ黄色
水だけは少し飲んでいましたが
それ以外一切口にしなくなり
1週間…
なんと回復したのです!
私たち家族は完全にもうダメだと
覚悟していました
1週間、水だけしか飲まず
食べ物を取らないポンの姿から
誰が良くなると予想できたでしょう?
今回ポンがとった行動
体調が良くなるまで食べ物を摂取しない
というのを見て
私は「そうか」とひとり納得していました
どういう事かと言うと
私は健康のために
1日2食や少食を心がけています
そのキッカケとなった
断食・少食を扱った本の中で
『動物は具合が悪くなると食べ物をとらず
消化エネルギーを体の回復にまわす』
といった内容が書かれてあったのを
思い出したからです
アトピー改善の為にはどんな食事がいいのか
模索する中でその本に出会いました
通常あの食べ物がいい、このサプリがいい
プラス、プラスの情報が多いです
しかしその本は
『食べすぎ』こそ病気の最大原因だとして
少食を中心にすえた健康法でした
私はその本を読んだ時
何だか目の前がパァ〜っと開け
「本物の健康法だ!」と妙に納得したのを
覚えています(^^)
それから10年
無理のない範囲で今も少食を実行中です♪
食事を抜きにして
体の健康は考えられませんよね…
胃腸に負担をかけない食事法=少食
に出会えて
ほんと~に良かったと思っています!
食生活を見つめ直す
きっかけになれば幸いです
さいごに
愛犬ポンは相変わらず
てんかんと心臓の薬が手放せないですが
今日も元気に散歩へ出掛けていきました(^^)
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追記2019年7月10日
昨日の夜、安楽死という結末をむかえました
家族全員の同意です
弱り切った心臓は多めの全身麻酔だけで
鼓動を止めました
本来は麻酔の後で、心臓を止める薬を使う予定でした
最後は心臓がバクバクして息苦しく
横になって寝ることが出来なくなりました
常に「お座り」の姿勢のまま
眠たくて眠たくて、でも横になれず…
限界に達して意識が瞬断したときに
がっくん、がっくんと頭が左右に揺れます
その度にハッと覚醒
生き地獄だと思いました
安楽死は賛否両論ありますね
でもあの苦しさから
早く解放してあげたかった
これでよかったのだと思っています
12年間、ありがとう!
ポンと出会えてよかった…
見に来てくださりありがとうございます!
ここからは
2023年4月4日の私が書いています。
ポンが亡くなったあとの
リビングの一角を、写したものになります。
さみしくないように、大好きなお菓子もそえました。
上の写真は
ポンを、目の中に入れても痛くないほど
可愛がっていた父のために
妹が、ぬいぐるみ作家さんに
写真を見せてオーダーした
“ポン”です。
横からも、かわいい🐶
現在も、親世帯のダイニングに
飾ってあって、時々わたしは話しかけてます。
このブログに、度々登場するミミ🐶は
ポン亡きあと、我が家へやってきました。
ペットロスで落ち込むばかりだった父も
ミミとの出会いで
再び、生きる活力を取り戻していきました。
そのお話しは、下の記事に書いています。
よろしければ読んでみてね。

☝昔の記事なので、けっこう読みにくいです(__)
ミミは元保護犬です。
ペットショップ出身のポンとは
やっぱり違います。
我が家へやって来て、時が経とうとも
人間への不信感は消えません。
わたしはこれまで、そのことについて
YouTubeでもブログでも
あえて触れないできました。
いつか書く気持ちができたら
ミミの悲しさを、
私なりに、綴ることがあるかもしれません。
ポンもミミも、我が家へやってきてくれて
本当にありがとう、、と言いたいです。
今回は、けっこう重めな内容でしたね。
読んでくださりありがとう。
いつも感謝してます✨
ではでは🍀
父の病気のことを
気にかけてくださってるかたへ。
手術経過などの記事は、ちょっと先になると思います。よろしくお願いします!