【父親の肺がん】発覚~手術前までの経緯を語ります『アラフィフ子なし主婦』(追記しました)

アラフィフ世代の皆さん。
ご両親はお元気ですか?

私は47歳で
親と同居している子なし主婦です。

アラフィフ世代にもなると、親も年をとりますね💦
私の親は、70代後半になりました。

ちょっと前までは、元気そのもの!!
…だった父ですが、最近大きな病気が発覚したんです💧

肺がん。
肺腺癌だったんです。

父のがんデータ
  • 肺腺癌。ステージ2A
  • 手術を3月に予定
  • 今のところ抗がん剤、放射線治療は無し

この3月で79歳になる父。
ですが今も、まだまだ現役で働いています!

「がん」だという事実が、本人も、家族も信じられない思いです。

父の病気のこと。
娘の私が『書ける範囲』で、綴っていこうと思います。

発覚のいきさつ

父が「胃が痛い」「お腹が痛い」
そう言って、病院で検査してもらったことに始まります。

調べてもらったら、痛みの原因は「胆石」でした。
それ自体は幸いにも、大したことなかったんですね。

でも…
検査のために撮った、CT画像。

そこに白い影が、肺の部分に写っていたんです😰

先生「この白い影が、怪しい」
  「がんの可能性がある」
  「大きな病院を紹介するから」

そう言われて、規模の大きい病院へ、くわしく診てもらいに行ったのが始まりでした。

がんと診断されるまで

父と母の2人で、大きな病院に足を運びました。
そこで数々の、検査をされたみたいですね。

  • 造影剤を使った、肺のCT検査
  • 気管支鏡検査・生検
  • PET/CT検査
  • 脳のMRI
  • 大腸カメラ

とにかく検査、検査の連続で、何度も病院へ通ってました💧

父が車の運転を、まだまだ出来るので
母を乗せて、2人で病院に行っていました。

なので私は…検査の詳細なことは分からないんです。
傍からみていて思ったことは…

病院通いをするにも
ある程度、健康な体と頭がいるやん💦です!

父も母も、まだ体力もあり、頭もシャキシャキしています。
検査に行って、受付に資料を出して、次はまた違う診察受付に資料を出して…

そんなややこしいことを、こなすだけの『理解力』が、年のいった患者にも求められるんです。

もっと両親がシニアになれば、私が付きっきりで病院に行かなきゃな。
そんなことを思いました。

70代、80代で一人暮らしのひとは、どうするのかな?
ややこしくて分からなくて、病院で、困ってしまうんじゃないんだろうか?

そんな風に思いました。

私は子供がいないし、年上の夫に先立たれたら、ひとりです。
自分の将来の不安を、このとき感じましたね。

話がそれてしまった😓
父の話に戻します。

正式にがんと診断

白い影が、悪性か良性か。
数々の検査から、診断される日がきました。

その重要な診察日は、私も病院へ行き、内科の先生の話を一緒に聞きました。
やっぱり両親だけでは、不安ですのでね…

で、冒頭にも書きましたが、結果は悪性。
肺がんとのことでした。

今は先生も淡々と『ガン宣告』されますね💧

ひと昔前は、本人に告知せず、家族だけが呼ばれてたと思いますが…

以下、先生から言われた父の病状です
  • 肺腺癌、ステージ2A
  • 左の下葉に4~5㎝
  • リンパ節転移なし
  • 体の臓器にも転移なし
  • 手術でとれる
  • 抗がん剤、放射線治療はなしの予定

この診察のあと、肺活量を調べて問題がなければ
後日あらためて「外科の先生」が、手術の説明をするとのことでした。

迷い

本当に手術を受けるべきなのか?
すごく家族で悩みました。

というのも、父の肺がんは「進行の遅いがん」だったから。

地元の病院で、今から十年以上前にとられたCT画像が残っているんですよ。
そこには肺の部分に、うっすらと白い影が見えてるんです。

その当時小さすぎて、がんだと気づかず、見過ごされていたみたいなんですよね💦

で、それから十年以上経って、4~5㎝の大きさまでに成長したわけです。
その経緯からみても、進行度合いはゆっくり。

父は3月で、79歳です。

もしこのまま手術しなくても、そこまで「がん」は大きくならず、あの世まで一緒に持っていくんじゃないの?

そんな可能性もあるからなんです。

手術ということは、肺を一部切除するということ。
術後に「息苦しさ」「息切れ」「体力が落ちる」
そんな症状に、悩まされるかもしれない。

もうこのままそっとしておく。
そんな選択肢もあるんですよね。

まっ 病院の先生たるもの、
そんな患者の考えに、賛成はしませんけどね~


「がん」と分かったこの頃、家族で2冊の本を読みました。
どちらの本も『がんの標準治療』に、警鐘を鳴らすものです。

上の本は、妹から。
下の本は、いとこから。
それぞれ貸してもらいました。

どちらの本も、手術や抗がん剤、放射線治療に、深い疑問を投げかけています。

病院を過度に信頼するな!といっています。

私は自分が病気をした経験から、自分の病気を治すのは自分自身。

病院に行って薬を飲む/塗る
そんなことを、すればするほど悪くなった💧
(あくまで私の場合は)

そんな体験をしているので、上の本を読んだとき、スルスルと内容が頭に入ってきました。
その通りだよな…と思いました。

でもこの本を読んだ父は、パニックでした。

今まで健康で、あまり病気で苦労せず
病院へ行けば、病気って治るもの
そう信じているから。

先生の言うことに、患者は従うもの。
そんな考えを、根本から否定する内容の本だったから…

標準治療を“疑問視”する本を読んで。
それでも父は、手術すると決めたようです。

  • がんがあると言われた以上、気持ち的にほっておけない
  • 手術でとって、スッキリしたい
  • 術後、抗がん剤を勧められたら拒否する

そんな風に、決めたみたいです。

がんの標準治療って、賛成派、反対派
色んな意見がありますよね。

でも、どちらか一方の言葉ばかりを鵜吞みにせず
色んな本を読み、知識を入れたうえで

『自分はどう思うのか』
『どうしたいのか』
自らの意志で、治療方針を決めるのが大事だと、私は思います。

どんな方向でいこうと、本人が納得して、がんばろうって気持ちが大切ですもんね☆

がんの手術説明

「ガン宣告」からしばらく後。
今度は外科の先生から、手術のくわしい説明がありました。

そこで告げられた、手術内容は

  • 内視鏡手術
  • 左下の肺、4分の一を切除
  • 合わせて、リンパ節も切除
  • 2週間の入院予定

そして大事なポイントは
がんの手術というのは『今よりも元気になるものじゃない』ということでした。

今、父は自覚症状もなくて、ピンピンしています。

手術で肺を4分の一、切除することは
その代償があるということ。

術後、日常生活が不便になるかもしれないこと。
例えば走ったり、坂道を登ったり、重い荷物を持ったり。

そんな、負荷のかかるようなことをすれば
息が切れてしんどい、などなど。

マイナス面があると、知っておいてください。
そう先生は言われてましたね…

そしてこうも言われました。

もし手術をしないと、
どこかのタイミングで、がんが悪化して手術不可能。

手遅れになるかもしれません。

それが3年後か5年後か、はたまた10年後か、分からないけど。

もしかしたら、手術しなくても、あの世まで持っていけるかもしれませんけど、って。

それをあらためて聞いた父は
診察室で手術するのかしないのか、気持ちが揺れに揺れていました。

でもやっぱり爆弾(がん)を、抱えたまま生活するのは気持ち的にダメだ。

そう言って
「先生、よろしくお願いいたします」と、口にしていました。


余談ですが
この外科の先生がした、手術説明。

私も両親と一緒に診察室へ入り、こっそりスマホで録音しています。

ヘタをしたら命にかかわる、手術です。
先生の説明を録音したほうが良いと、親戚からアドバイスがありました。

診察室での会話を、自宅でもう一度ゆっくり聞き直せます。
これはやって良かったと思っています🍀

手術の気がかり/心臓の血管

外科の先生から説明を受けて
「手術お願いいたします。」と言った父。

ですが“すぐに手術”とは、なりませんでした。
というのも心臓の血管に、ちょっとした問題があったんです。

心臓の血管の一部が、狭くなっているみたいなんです。

先生は
「がんの手術前に一度、心臓のくわしい検査をさせてください」

「この状態で、がんの手術をするわけにはいかないから」

そう言われてしまって、今度は心臓のCTをとることに💧
元気そうに見えても、79歳。
色々とありますねぇ…

これからのこと

はい。
現段階では、ここまでです!
心臓のCT検査を、待っている段階です!

愛犬ミミ

ミミも・・・
心配やわ💦

また心臓の検査を受けて、結果など分かった時点で、こちらのページに書き加えようと思っています。
ブログによくある?追記という手法です😊

書き足したら表から分かるように、タイトルに『追記』の文字を足しますね。
なんとも尻切れトンボで、申し訳ないです🙇

父ですが…

この記事を書いている今日、県外に出張に行ってますよ😵
まだまだ元気!💪✨

色々と不安あるけど、働いているほうが紛れるらしいです。

がんと宣告されてからも、母と二人で、日帰り旅行に行ってましたしね。
信楽焼のたぬきの置物、お土産にくれましたよ~

鬱々としたくないだそう。。

両親からのおみやげ^^;

でも本当は父も、すごく恐怖を感じているはずです。
あえて、楽しいことをして、自分を奮い立たせてるんだと思います。

下を向いていたって仕方ない。
そう懸命に、言い聞かせてるんだと思います。

・・・それではとりあえず、これにて終わります。

ここまで長々と読んでいただき、ありがとうございました。
また後日、追記しますね。

⇩標準治療、反対派の本です⇩

どうであれ、知ることが大切だと思います。


3/6 追記します

3月6日の昼前。
私のスマホに、電話がありました。

朝から病院へ、心臓の検査結果を聞きに行っていた両親からです。

電話口から、以下の報告がありました。

父「心臓は大丈夫だった」
 「肺がんの手術に耐えられると、先生に言われた」
 「予定通り、3月中旬に手術する」

とのことでした。

実際のところ、父の心臓の血管は
『ほんの少し細く』なっていたらしいです。

でも、それによって、手術に影響を及ぼすほどじゃなかったみたいです。
なので予定通りに、3月中旬に手術となりました。

今が3/6だから、もう少し!ですよね💧
父もかなり不安だと思います。

  • 手術が無事に終わるのか?
  • 術後の痛みはどんなのか?
  • 肺を一部切除したあと、普通に暮らせるのか?

などなど色んな不安が、心に渦巻いてるはずですよね。
娘の私は、想像するくらいしかできませんけど…


そうそう話は変わりますが、昨日の日曜日。
妹夫婦が父の顔を見たいということで、我が家へやって来ました😊

おやつ食べた後に、皆でガヤガヤやってる図😁💗

スタンプで遊んでみた(笑)

妹(43)はね、県外に嫁いでるんです。
だから頻繫に、実家に来ることができなくて。

けっこう大きな手術なので、その前に父に一度、会っておきたかったんでしょうね。
この日はワイワイと、みんなで楽しかった~👍✨


無事に肺がんの手術が終わったら、またこうしてみんなで集まろう!と、約束しています🍀🌈

それでは、追記を終わります。
こうやって書くことで、誰かの参考になればうれしく思います。

父の手術後のことですが😊
4月中旬~後半ごろに、また記事にしたいと考えています。
よろしくお願いします🌸

医療イメージの写真は、こちらから。

Canva Pro

久しぶりに動画を作って、記事の最後の方に貼り付け、ブログ限定公開にしてましたが、訳があって非公開にしました。観て下さったあなた、本当にありがとうございました。

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